アメリカのフィギュアスケート界で、今大注目のイリア・マリニン選手。
マリニン選手の両親はロシア人で、五輪に出場経験のある有名スケーターです。
(母親:タチアナ・マリニナ、父親:ロマン・スコルニアコフ)
コーチも両親というマリニン選手ですが、アメリカ代表になった経緯や妹の存在も気になりますね。
この記事では、イリア・マリニンの家族(父・母・妹)やアメリカ代表になった経緯についてまとめました。
イリア・マリニンの家族構成!両親はフィギュアスケートで五輪出場!

イリア・マリニンの家族構成
マリニン選手は4人家族で、家族構成はこちらです。
- 父親:ロマン・スコルニアコフ
- 母親:タチアナ・マリニナ
- 本人:イリア・マリニン
- 妹:リーザ
マリニン選手のご両親は、父がロマン・スコルニアコフさんで、母がタチアナ・マリニナさん。
2人ともロシア出身の元フィギュアスケート選手です。
両親はウズベキスタン代表として五輪出場→アメリカ移住・結婚
マリニン選手の両親はロシア出身ですが、二人とも、ウズベキスタン代表としてオリンピックに出場歴があります。
ウズベキスタンでの選手時代には同じコーチに習っており、それが両親の馴れ初めのようですね。
二人は2000年に結婚し、引退後はアメリカで生活を始めました。
アメリカでマリニン選手が生まれました。
マリニンはアメリカ生まれ
マリニン選手と妹はアメリカ生まれアメリカ育ちです。
なので、
マリニン選手自身は『ロシア系のアメリカ人』ということになりますね。
そのため、アメリカ代表としてフィギュアの大会に出場しています。
マリニン一家の現在の住まいは、アメリカのバージニア州フェアファックスで、両親とマリニン選手とい妹の4人で暮らしているようです。
マリニンの名前の由来は?
ところで、イリア・マリニン選手の姓が、お父さんの姓ではないのが気になりますよね。
実は、“マリニン”姓は、母親のタチアナ・マリニナさんからとったものです。
母親姓にした理由は『お父さんの姓の“スコルニアコフ”はアメリカ人にとって発音が難しかったため』なんだとか。
発音しやすいお母さんの姓を選択したのですね。
夫婦別姓が可能なアメリカならではです。
ちなみに、
“マリニン”と“マリニナ”で若干ニュアンスが違うのはロシア語の姓は男性系と女性系で語尾が変化するためです。
マリニンの母はタチアナ・マリニナ!美人で可愛い

マリニン選手のお母さんはタチアナ・マリニナさんです。
マリニンの母、タチアナ・マリニナのプロフィール
母のタチアナ・マリニナさんのプロフィールはこちらです。
名前:タチアナ・マリニナ
生年月日:1973年1月28日
年齢:49歳
出身:ロシアソビエト連邦・ノヴォシビルスク
身長:160cm
フィギュアの戦績:
・長野五輪で8位(1998年)
・世界選手権4位(1999年)
引退:2002年
タチアナ・マリニナさんは、1998年の長野五輪にウズベキスタン代表として出場し、8位という成績をおさめています。
翌年には、GPNHK杯・ISUグランプリファイナル・四大陸選手権で優勝し、世界選手権で4位になるなど、まさに世界的なトップスケーターの活躍をされていました。
当時は、美人で可愛い風貌と、優雅な演技で人気だったようですね。
マリニンの母親は美人!

上の画像は、マリニンの母、タチアナ・マリニナさんの現役時代です。
たしかに、可愛らしさもある美人さんですよね。
生まれはロシアですが、10代の頃に家族でウズベキスタンに移住したため、ウズベキスタンの代表として試合に出場しました。
現役時代は見た目の美しさはもちろん、基本に忠実な美しいスケートで多くのファンがいたようです。
マリニンの祖父はフィギュア選手で、祖母は体操選手
実は、母タチアナさんの父親(マリニンの祖父)も元フィギュアスケート選手でした。
つまり、マリニン選手は、祖父の代から3代にわたってフィギュアスケート選手ということになりますね。
まさにフィギュア界のサラブレット。
マリニン選手のお祖母様も体操選手だったそうなので、運動神経抜群の血筋といえるでしょう。
DNA的にも最強ですね。
マリニンの母はスパルタコーチ?

マリニン選手のコーチは両親がやっています。
マリニン選手を厳しく指導するのはお母さんの役割で、お父さんは穏やかな指導なんだとか。
マリニン選手はお母さんがメインコーチであると考えていて、母親についてこう語っています。
引用:Olimpics.com
ご両親もインタビューでお互いの指導方法の違いについてこう語っています。
お母さんの方が3歳年上の姉さん女房なので、一家で一番強いのはお母さんなのでしょう。
厳しく背中を押すお母さん、穏やかに隣にいてくれるお父さんのバランスのよさがマリニン一家の成功の秘訣かもしれません。
両親がコーチでよかった

両親がコーチだと大変なことも多そうですよね。
それでも、マリニン選手は両親がコーチでよかったとメリットについて話しています。
内容をまとめると
- 両親がオリンピアンで毎日会える経験は誰もができない
- スケートとの向き合い方や、オリンピックに向けての準備の大変さを日々教えてもらえる
- 家族だから自分が何を考えているのか説明しなくても理解してもらえる
引用(原文は英語):Olimpics.com
オリンピアンの両親を尊敬しているマリニン選手。
気心が知れた家族だからこそのよい子弟関係が築けているのかもしれません。
マリニンの父はロマン・スコルニアコフ!ハンサムでマリニンと似てる

マリニン選手のお父さんはロマン・スコルニアコフさんで、オリンピックに2度も出場歴があるスケーターです。
(長野五輪/ソルトレイク五輪)
マリニンの父、ロマン・スコルニアコフのプロフィール
父のロマン・スコルニアコフさんのプロフィールはこちらです。
名前:ロマン・スコルニアコフ
生年月日:1976年02月17日
年齢:46歳
出身: ロシアソビエト連邦・スヴェルドロフスク州
身長:176cm
フィギュアの戦績:
・長野五輪で19位(1998年)
・ソルトレイク五輪で19位(2002年)
引退:2003年
現役引退後はコーチ業で活躍し、現在はマリニン選手のコーチをしています。
詳しくみていきましょう。
マリニンの父親は元フィギュア選手でハンサム!

上の写真は、マリニンの父・ロマン・スコルニアコフさんの現役時代のお写真です。
さやかなイケメン選手ですよね。
ハンサムなところがマリニン選手にそっくりですね。
タチアナさんと同様ウズベキスタンの代表として、2回オリンピックに出場するなど活躍しました。
マリニンの両親は同じコーチに習っていた!
父ロマンさんと母タチアナさんはもともと同じコーチ(イーゴリ・クセノフォントフロマンさん)のもとで練習していました。
そこで2人の仲が深まったのでしょうね。
引退間近に、イーゴリコーチが死去されてしまったことから、お互いがお互いのコーチをしながら練習していたそうです。
なるほど、関係が密になるのも納得ですよね。
キスアンドクライでは選手・コーチとして並ぶ2人の姿がみられました。
その時の写真がこちら。

美しすぎるお似合いのカップルです。
苦楽をともにした2人は2000年に結婚。
引退後はアメリカで生活し、現在も同じリンクでコーチとして活動しています。
マリニンの一家が活動するスケートリンクはどこ?
マリニン選手の一家が練習しているスケートリンクは、アメリカのバージニア州レストンにある『スケートクエスト』です。
▼SkateQuest(スケートクエスト)の地図
コーチの紹介ページではマリニン選手のご両親も紹介されています。
(英文です)
↓ ↓ ↓
https://www.skatequest.com/about-us-rates/coaches/
このスケートリンクはマリニン一家の自宅から10分とかなり立地がよいようです。
早朝から放課後まで練習するマリニン一家なので、リンクが近いところを自宅に選んだのでしょうね。
マリニンの妹はリーザ!スケート歴は?
マリニン選手の妹の名前は、エリザベータ(愛称:Liza、リーザ)です。
年齢は、マリニン選手の11歳年下です。
マリニン選手が17歳なので、6歳くらいになりますね。
かなり歳の離れた妹ですね。
詳しいスケート歴はわかりませんが、マリニン選手同様小さい頃からスケートをしており、才能にあふれた選手のようです。
妹もフィギュア選手でマリニンも認める実力!
マリニン選手の妹のリーザさんは幼いながらも才能がある選手のようです。
マリニン選手は妹について、自分より才能があるとこう語っています。
(妹について)自分が同じ年齢のときより優れている
引用(原文は英語):https://olympics.nbcsports.com/2022/03/21/ilia-malinin-figure-skating-world-championships-quads/
マリニン選手も認める妹さんが、試合で活躍する日も楽しみですね!
本当にスケート一家で、努力と才能にあふれた家族であることがわかりましたね。
マリニンのプロフィール

イリア・マリニン選手のプロフィールを簡単にご紹介します。
- 名前:イリア・マリニン
- 生年月日: 2004年12月2日
- 年齢:17歳
- 出身:アメリカ バージニア州フェアファックス
- 趣味:スケートボード、ゲーム
まとめ
今回は、イリア・マリニン選手の家族(父・母・妹)についてやアメリカ代表となった経緯についてお伝えしました。
マリニン選手はアメリカで両親と妹の4人家族で育ち、元フィギュアスケートの選手であった両親からスケートの指導を受けていることがわかりましたね。
マリニン選手やご家族の今後の活躍が楽しみです。